シフォン・リボン・シフォン

シフォン・リボン・シフォン 著者:近藤史恵

近藤さんの本を読み終わると「嫌な気分にならない」のが利点です。
ああ、やっぱり好きな作家さんだなぁとだいたいいつも思います。
ものすごい涙を流して感動の末に読み終わるような本ではありませんよ。
でも私には読後が重要になりますから。
ただこの本は自分にあてはまることもあるので、つらくなるようなところもありました。
1作完結の話しだと思ったら、つながっている話しでしたよ。
そのつながり具合もまた好きです。
主人公が変わるんですけど、前作の直接の関係者じゃないんですよ。
人が変わればもちろん主観も変わる。
おおごとではないけれど面白い展開になっていました。
タイトルの「シフォン・リボン・シフォン」はランジェリーショップの店名です。
シャッター商店街と呼ばれるような場所に出来たこのお店。
そこでいろいろ話しが展開していきます。
私はランジェリーにお金をかけていません。
でもランジェリーにお金をかける女性がうらやましく思いましたよ。